Practical English Episode A-30 チャレンジする
チャレンジする
多くの人が間違って使っていると感じる単語に"challenge"があります。
日本語で「チャレンジする」というと、新たなことに挑戦するという意味で使いますが英語のchallengeは使い方を誤ると大きな誤解を招く可能性があるんです。
もし、新たなことに挑戦するということを伝えたいのであれば
I am going to try something different this year.
私は今年何か今までと違うことに挑戦しようと思っています
He tried out TOEIC exam for the first time.
彼は今回初めてTOEICに挑戦しました
You should give it a go. I'm sure you'll love it.
やってみるといいよ。きっと気に入ると思うから。
We never know until you give it a try.
やってみるまでわからないよ
Why don't you give it a shot. It might go well.
やってみたら?うまくいくかもしれないよ。
Tryまたはtry outや、give it a go, give it a try, give it a shot などが自然です。
では、英語のchallengeにはどんな意味があるかというと
戦いを挑む、○○を倒す、○○を負かすとなります。
例えば
I want to challenge a marathon race. は、「私はマラソン大会を倒したい」⇒マラソン大会自体と戦いたいような感じに伝わります。
本来の使い方は、基本的に"challenge+人"で使って○○に勝負を挑むということを伝えたい時です。
He is gonna challenge the former title holder.
彼は前回覇者に勝負を挑むつもりです
I am challenging myself in a marathon race.
私はマラソンで自分の限界に挑戦するつもりです
和製英語になった「チャレンジ」の使い方には注意しましょう!
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