ドラマから学ぶワンフレーズ Episode 2: all messed up
ドラマから学ぶワンフレーズ
Episode 2: all messed up
"It's all messed up."
最悪だ
今日のフレーズはSuits season1 Episode 5から
拘留中のトレバーがマイクに電話をかけてくるシーン
Trevor:
Dude, it's Trevor. Don't hang up.
なあ、俺だよ、トレバー。切らないでくれ。
※dude 親しい友達への呼びかけ
※hang up the phone 電話を切る
Look, I only get one call. I'm in jail.
なあ、1回しかかけられないんだ。留置所にいる。
※Look このような場合「見て」ではなく、「ねえ」「聞いてよ」「ほら」と、
相手の注意を引きたいときに使われることが多い
※jail 留置所
I tried to hop this bus at Port Authority. I was drunk.
酔っててポートオーソリティの所でバスに飛び乗ろうとした。
※try to 動詞 ~を試みる(実際にはできなかったこと)
動名詞ではなく不定詞が使われているのがポイント
It's all messed up. Look, I know we haven't talked since we fought.
直訳:すべてごちゃごちゃだ。喧嘩した後から話をしていないのは知っている。
意訳:最悪だよ。あのさ、俺たちこの間の喧嘩から話をしてないだろう?
※be messed up 散らかっている
※fought fightの過去形
But I didn’t know who else to call.
直訳:他の誰に電話したらいいかわからなかった
意訳:お前以外に電話するところもない
※who to call 誰に電話をかけるのか
be messed up は受動態の表現です。messという単語自体は動詞では「散らかす」という意味があり、名詞では「散らかっていること」を指し、"make a mess"で散らかす、"clean up the mess"で片付けるというように使います。部屋の中で物が散乱していたり、料理中にキッチンが散らかってしまったり、何か食べる時にこぼしてしまったりといった状況で使われます。
ただ、このシーンで使われている受動態の"be messed up"に関しては、誰かの状況がめちゃめちゃになっているイメージで使われています。例えばやることやることがうまくいかない状況、やるべき仕事がどれも手付かずで片付いていない、精神的に気持ちが不安定で落ち着かないようなときです。
トレバーの場合は、酔っ払って、バスに飛び乗ろうとして、拘留されて、保釈を手伝ってくれる人もいないという最悪な状況をもって"It's all messed up."
何もうまくいかないといった感じです。
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