Practical English: Episode A-1 ほぼ~、ほとんど~ almost, most, nearly, most of を使い分ける!

今回のテーマは、ほとんどの場合~、ほとんどの人が~、たいていは~だ

"almost"という単語が一番最初に思いつくかと思いますが、文章のどの位置においてやるかが重要です



Almost

「ほとんど毎日果物を食べます」と言いたいときによくある間違いが

”I almost eat fruits everyday."

↓ 正しくは

”I eat fruits almost everyday".

となります

almostの位置が大事です

almostは”もう少しで○○だ”という意味を持つ副詞なので

動詞または形容詞を修飾することができますが

eatの前にalmostを持ってきた場合、eatを修飾することになるので

「毎日私は果物をもう少しで食べそう(なんだけど、結局食べない)」のような意味になります...ちょっと???なセンテンスです


ここで修飾したいのは"everyday"なので、almostはeverydayの前につけて、形容詞であるeveryを修飾してやる必要があります

そうすると「もう少しで毎日=ほとんど毎日果物を食べます」という意味になります


More or less

"almost"に置き換えて使える表現に”more or less"という表現があります

「ほとんど」という意味です

I eat fruits more or less everyday.


I have more or less done with the report.

I have almost done with the report.


That is more or less the same.

That is almost the same.


Nearly

"nearly"は「もう少しで」という意味の副詞なので、動詞や形容詞を修飾するときにalmostに置き換えて使うことができます

I nearly fell down.

I almost fell down.

He ate nearly everything.

He ate almost everything.


Most

じゃあmostはいつ使う??

mostも「ほとんど」や「大半の」という意味をもつ単語ですが、形容詞であるため名詞を修飾するのに使います

Most Japanese people take off their shoes.

I've visited most countries around the world.


mostは、"most of the 名詞"という形で使うこともあります

この場合はある特定の物の中だけを見た時のほとんどの量について話すときです

Most of my coworkers grew up in the city.

I don’t know most of the films that he mentioned.


「ほとんどの場合」と言いたいときには"most of the time"という表現が一般的です

I order hot coffee most of the time.

Most of the time, we go shopping on the weekend.


実践です!


もう少しで遅刻だった。でも間に合ったよ。

7時のバスに乗り遅れそうになった。とても焦ったよ。

私はほとんどの場合7時のバスに乗る。

日本では大抵のバスは時間通りに来る。

そのバス会社のほとんどの運転手さんは安全運転だ。

でもこの間、バスが前のトラックに追突するところだった。

ほとんどの乗客はけがをしなかった。





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